床暖房で快適.com HOME > 床暖房なるほど! 用語集 > 省エネに関する言葉 > 遮音フローリング
遮音フローリングとは、フローリングの裏にフェルトを貼り、材自体にも細かい切れ目を入れ変形しやすくしたもので、継ぎ目などにも特殊な細工を施しその遮音性を高めています。
また、表面を傷つきにくくしたり、抗菌性・防水性・対汚染性・対クラック性などの性能を付加し、木製のフローリングよりも扱いやすいくなっています。
遮音フローリング床材の遮音性については、ある条件下での試験を行い、L-40〜L-80まで5刻みで評価します。床衝撃音は環境条件などによって左右されますが、遮音等級の数値が小さいほど性能が優れていることになります。
LLは、軽量音で椅子・物の落下音などの遮音性を見るものです。
一般のマンションで使われる遮音フローリング材は、LL−45ですが、管理組合の規則が厳しいマンションなどでは最高値のLL−40を基準としています。ちなみに、 LL−45等級は、上階の固いサンダル音は聞こえるけど、物を床に落とした音やスリッパの音は聞こえないほどの等級で、LL−40等級は人の飛び跳ねがかすかに聞こえる程度で、イスの移動音・物の落下音などはほとんど聞こえないほどの等級です。