短期荷重とは、地震の揺れによる力や台風による風圧力など、まれにおこる現象によって建物におよぶ荷重をさします。
雪の少ない地域では積雪量は短期荷重として含まれます。
風圧力は建物の高さ、外壁面積(受圧面積)の大きさにより決まり、建物の自重、積載荷重には関係しません。
方向による区分は横から受ける力である水平荷重となります。
風圧力は、過去の台風の記録などを元に地域によって基準風速が定められています。
地震についても過去の地震記録に基づいて地域によって地震係数が定められています。
通常は、風圧力と地震力および積雪荷重は同時には作用しないとして設計します。