発泡断熱材/床暖房なるほど! 用語集

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床暖房なるほど! 用語集

発泡断熱材

発泡断熱材とは、空気よりも熱伝導率が小さい発泡ガスを封入し、ポリスチレンや硬質ウレタンなどのプラスチックス材料に無数の小さな気泡をもたせた断熱材のことです。
高層住宅の壁面などに利用されていて、暖房用エネルギーを大幅に減らし、二酸化炭素の排出を減少させるので地球温暖化防止に役立つといわれています。

発泡ガス自体は、ハイドロフルオロカーボンなどの温室効果ガスを使用していて、このガスは最終的には大気中に放出され、成層圏に達すると紫外線によって分解されてオゾン層を破壊するおそれがあります。

発泡断熱材は、その気泡において独立気泡と連続気泡の2種類に分かれます。
独立気泡は、空気またはガスを気泡に閉じ込めますので、断熱材内結露を起こさない、もしくは起こしにくいと言われています。
それに対し、連続気泡は、空気が連続しているため、断熱材内部で対流を起こし結露する可能性があります。