床暖房比較(電気式と温水式の違いは?)/詳しく知りたい床暖房

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電気式床暖房と温水式床暖房の違いは?

仕組み、暖まり方、コスト面、電気式と温水式はどう違うの?

床暖房の仕組みには「電気式」と「温水式」の2タイプがあります。
仕組みによって暖まり方やコストも異なるので、違いをチェックしておきましょう。

床が暖まる仕組み

電気式床暖房

電気式床暖房

ポイント
床下に電熱線ヒーターを組み込んだパネルを内蔵し、そのヒーターが発熱することでお部屋を暖めます。
特徴

温水式に比べると仕組みがシンプルで工事も簡単なので、既築住宅でも導入しやすいといえます。基本的なメンテナンスも不要。電気容量の制限もあり、複数の部屋で同時使用ができません。

温水式床暖房

温水式床暖房

ポイント
熱源機(給湯暖房機など)で温めた温水を、床下に敷いた温水パネルに循環させてお部屋を暖めます。
特徴

温水式床暖房には循環水を使用しているので、水道代はほとんど変わりません。表面温度を26?30℃に保ち、温水によるやわらかな暖かさを感じさせます。1台の熱源機で複数室に設置でき同時使用もできます。

部屋全体の暖まり方

電気式床暖房

電気式床暖房

ポイント
  • ●温度ムラが生じやすい。
  • ●閉そく温度が上がりやすい。
特徴

遠赤外線を利用したふく射熱と床からの伝導熱で室内全体を暖めます。冷たい空気がたまりやすい床面から暖めるので足元もポカポカ。
ただ、床下に内蔵している電気の結線部分が冷たく、温度にムラが生じることがあります。体に接している面は熱の放射ができず、閉そく温度が上昇し低温やけどを起こすおそれも

温水式床暖房

温水式床暖房

ポイント
  • ●温度ムラが生じにくい。
  • ●閉そく温度は上がりにくい。
特徴

遠赤外線を利用したふく射熱と床からの伝導熱で室内全体を暖めます。冷たい空気がたまりやすい床面から暖めるので足元もポカポカ。床全体が均一に暖まり、お部屋のどこにいても快適に過ごせます。
また、お湯で間接的に温めるので、低温やけどなどの心配も少なく体に負担をかけません。

コスト面どちらが良いの?

電気式床暖房

初期費用
仕組みがシンプルのため工事費が割安。
ランニングコスト
昼間は高くなりがち。

仕組みが比較的シンプルなので、工事費などの設置費用は温水式に比べ割安です。電気式を導入する際は、ご家庭の電気容量を上げる必要があるので、毎月の基本料金がアップ。広いスペースでの使用や、長時間の使用などで電気代が高くなることも。いかに電力を節約するか、がキーポイントの今日での導入は慎重に。

温水式床暖房

初期費用
施工費用が高価なため割高。
ランニングコスト
昼夜とわず一定の費用。

床暖房の設置費用は、配管施工や熱源機の設置費用が高価ですが、設置する部屋数が多かったり面積が広ければ、電気式より温水式の方が割安となります。また、ランニングコストも広いスペースで使用時間が長いほど電気式よりもおトクといえるでしょう。

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