暖房器具を使う際に気になるのが室内の乾燥ですね。乾燥によって肌や髪の毛はかさつき、喉はイガイガしがちです。では、どうして暖房を使うと部屋が乾燥してしまうのでしょうか。
温水式床暖房を使った場合でも部屋が乾燥してしまうのでしょうか。
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暖房器具を使う際に気になるのが室内の乾燥ですね。乾燥によって肌や髪の毛はかさつき、喉はイガイガしがちです。では、どうして暖房を使うと部屋が乾燥してしまうのでしょうか。
温水式床暖房を使った場合でも部屋が乾燥してしまうのでしょうか。
冬は特に、大気中の水分量が減っています。体温と外気の温度差も激しいうえに、室内では暖房器具を使用しています。暖房器具を使うことで室温は上昇しますが湿度は低下し、乾燥の原因のひとつとなっています。
エアコンは部屋の高い位置から暖かい風を出すので、風を使って暖かさを拡散する。
足元が寒く感じやすく、室温を上げがち。
室温が5℃上がると、湿度は10%程下がる。
40%あった湿度は30%まで減少。
エアコン利用者は乾燥しすぎないよう、湿度調整のために加湿器を併用することをおすすめします。
床暖房は床が28~30℃と暖かいため、室温が18~20℃でも体感温度は十分暖かい。
足元から温めるので、頭寒足熱の環境が実現。室温が20℃なら、湿度は40%を保つことができるので、加湿器などの必要がありません。
室温が上がると、湿度がさがり乾燥します。室温を上げずに、暖かさを得ることができる床暖房は湿度が下がりにくいので、室内はいつでも乾燥しらず。
お肌の水分量は減りにくく、お肌のカサカサも気になりません。また、冬に流行する風邪やインフルエンザは、乾燥と低湿度が主な原因です。
抵抗力が弱くて、風邪やインフルエンザにかかりやすいお子様や高齢の方にも、乾燥しにくく、湿度が保たれる床暖房は心強い味方なのです。
洗濯物も風があると乾きが早くなります。室内に干すよりも、風のある屋外に干した方が早く乾きます。
肌を洗濯物に例えると、気流(風)が肌にあたることによって、その水分を奪っていることがわかりますね。
気流が発生するエアコンと、気流が発生しない床暖房を2時間使用した時の肌の水分量の差は一目瞭然。
床暖房は2時間使用してもスタート時からの水分量はほぼ一定ですが、エアコンは使用時間が30分を超えると25%も減っていますね。
温風が発生するエアコンは時間が経過するにつれ、肌水分量は減少。その点床暖房は最初の肌水分量をキープしているのが分かります。
床暖房だと、若年者も高齢者も肌水分量が10%ほど多いのです。年齢に関係なく、気流が生まれないことが肌水分量保持には大切です。
エアコンのように温風が吹き出すタイプの暖房器具を使用すると乾燥するのは、お肌と室温と湿度、気流がとても密接に関係しているからです。
温水式床暖房なら、足元からふく射熱で部屋の空気を暖めるため気流がありません。
そのため、肌水分量を保持しやすく、乾燥しにくいのです。
乾燥しにくいから、風邪をひきがちなお子様にもやさしく、肌や髪の毛の乾燥が気になる女性にもおすすめの暖房器具です。