設置・メンテナンスの違い/比べてみよう床暖房

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電気式と温水式 暖まり方の違いは?~設備・メンテナンス編~

設置設備が大変なのはどっち?

設備の違い 床下に電気ヒーターパネルを敷設

電気(ヒーター)式床暖房は、床下に電熱パネルを敷設します。温水式に比べ工事はかんたんです。既築住宅でのリフォームにも最適。

床下に温水パネルを敷設

温水式は床下に温水パネルを敷設します。更に温水を循環する温水配管と熱源機の設置も必要となります。既築住宅で床材の上から後付けで温水パネルを敷くタイプもあります。
温水式は配管施工、熱源機の設置など施工に手間がかかる。

設置の条件 アンペアの増設が必要かも

電気を使用するためアンペアの容量を増設する必要があるかもしれません。もちろん、増設すると電気の使用量もアップ。電気の節約が難しくなります。

屋外に設置スペースが必要

屋外に熱源機を設置するスペースが必要となります。電気ではヒートポンプ、ガスではハイブリッド給湯器エコジョーズがあります。

メンテナンス性がいいのはどっち?

日々のメンテナンス 一般的には必要なし

温水式に比べるとシステムがシンプルで工事もかんたんなため、一般的にはメンテナンスは不要とされています。
しかし、修理がきかないという側面も。

一般的には必要なし

温水を循環しているだけですので日々のメンテナンスは不要です。ただし、熱源機が故障すると部品交換など必要となることもあります。
また寒冷地で不凍液にしていると定期的な不凍液の入替が必要です。

耐久年数 建物と同等の耐久性

基本的には建物と同等の年数で使えると考えていいでしょう。ただし、人が直接ふれる床材などは劣化が生じることもあります。

温水パイプは30年以上

温水パイプは、耐用試験によって30年以上使用できることが確認されています。ただし、お湯をつくる熱源機は、一般ガス器具などと同程度の耐用年数となります。

電気式は温水式に比べ仕組みが簡単なため、それだけ工事も手間がかからず
メンテナンスも不要というメリットがあります。
しかし、温水式は部屋中を均一に暖めることで、ムラなく暖まるので、
快適性は温水式の方が優れているといえます。

手軽に導入できる電気式、しっかり快適を確保できる温水式、結局どっちがいいの?
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