潜熱蓄熱式 電気ヒーター式床暖房/床暖房なるほど! 用語集

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床暖房なるほど! 用語集

潜熱蓄熱式 電気ヒーター式床暖房

潜熱蓄熱式電気ヒーター式床暖房は、昼間に使用する暖房負荷の熱量を、電気料金が割安な夜間の8〜10時間、潜熱蓄熱材に蓄え昼間は通電することなく蓄熱材からの放熱だけで快適な暖房が得られるシステムです。

蓄熱体の種類によって、潜熱式と顕熱式に分けられます。

潜熱蓄熱式電気ヒーター式床暖房とは、蓄熱体の相変化を利用して蓄熱量を高めたものです。
相変化とは、例えば物質に熱を加えると固体から液体に変化することです。熱を加えると液体になるような蓄熱体は、固体に戻る時にたくさんの熱を放出します。この時は一定温度で熱が放出されるというメリットもあります。
ただし、顕熱式より初期費用は高くなります。

主として木造住宅などに用いられる根太組構造床に、蓄熱式を採用する場合には本システムが最適です。根太組構造は、人の足・膝・腰に負担をかけない工法ですから住宅はもちろん保育園、幼稚園、学校体育館、福祉施設などに適します。

コンクリートスラブ下に断熱材の敷設が不可能な場合や、コンクリート厚さが100mm程度で顕熱蓄熱量が不足する場合には潜熱蓄熱材を併用した潜熱+顕熱蓄熱式電気床暖房システムもあります。

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