床暖房で快適.com HOME > 床暖房なるほど! 用語集 > 暖房に関する言葉 > 伝導熱
伝導熱とは、物質の内部で熱が伝わり、高温側から低温側へ移動する熱のことです。
熱の伝わり方には、熱伝導・対流・放射があります。
例えば鍋やフライパンを火にかけると直接加熱していない取っ手の部分まで熱くなります。これが熱伝導です。
次に、鍋で水を沸かす時、鍋の金属部分を伝わった熱が鍋の下の水を暖め、暖まった水が上に移動し、上にあるまだ温度の低い水が下に移動するのが対流です。
そして、ガスコンロの炎の近くに立つと炎の熱で熱く感じるのが放射です。
伝導熱は暖房機器でも活躍していて、電気カーペットなどは、直接身体が触れることで熱を伝える「伝導熱」の代表といえるでしょう。
最近注目を集めている床暖房は、この「伝導熱」にプラスして遠赤外線を放射させて、身体に直接熱エネルギーを供給して暖める「輻射熱」も加わっているので、身体の芯までポカポカと暖まります。
床暖房の「ふく射」と「伝導」に対して、エアコンは「対流」による暖房です。