床暖房で快適.com HOME > 床暖房なるほど! 用語集 > 暖房に関する言葉 > 薪ストーブ
「薪ストーブ」とは、枝を含む木材、木材の廃材を燃料とする暖房装です。
日本では薪が手に入りやすく保管するスペースが取れる山間部や北海道などで使用されています。
灌木や廃材の多い場所で使用する場合に限れば燃料代が殆ど掛からない長所があります。
一方、排煙の問題で都会での普及は少ないです。
薪ストーブは薪の投入量のみで火力を制御しなければならず、きめ細かな火力調整にはある程度の熟練を必要とします。
その上、薪が燃焼する際にはある程度以上のすすが発生し、ストーブや調理器具が黒い煤で汚れてしまいます。
燃え残りの灰などがゴミとして大量に発生することも問題となります。
日本では定置式薪ストーブとしてダルマストーブや囲炉裏、かまどが用いられ、可搬可能な物としては木炭を用いる火鉢や七輪などが存在しますが、欧米ではトレッキング用の可搬型薪ストーブがポータブルストーブの普及当初に広く用いられていました。