潜熱蓄熱材/床暖房なるほど! 用語集

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床暖房なるほど! 用語集

潜熱蓄熱材

「潜熱蓄熱材」は、小容量に多量の熱量を蓄えることができる効率的な蓄熱材です。

例えば水の場合、0℃以下になると水は氷に相を変化します。
同じく0℃より高くなると氷は水に相を変化します。
このとき水→氷→水に完全に相変化するまではその物質の温度は一定になります。
この熱移動を利用したものが潜熱蓄熱材の特長です。

潜熱蓄熱材は、蓄放熱に伴う相変化中は温度が一定のために、一日の床暖房温度の変化が少なく通電停止直後の温度が高く、通電開始直前が最低となる「朝暖夕冷」現象が少ないです。
また、相変化温度を挟んだ温度範囲で蓄熱量が最大となるため、潜熱蓄熱材の選択に当たっては、利用温度範囲に適した潜熱蓄熱材の選択が必要です。
床暖房の設計、温度コントロールには潜熱蓄熱材の相変化温度に関する配慮が必要となります。

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