床暖房で快適.com HOME > 床暖房なるほど! 用語集 > 暖房に関する言葉 > 夜間蓄熱体
「夜間蓄熱体」とは、夜間に蓄熱暖房機の熱をためるためのもので、蓄熱体は床下に蓄熱の塊を造って熱を貯蔵します。
蓄熱体には石やレンガ、コンクリート、金属など熱をためられる性質のあるものが選ばれます。
このような性質を持つ物質はほとんどが重いもので、また家を暖めるほどの熱容量が必要なので、物自体の容量もかなり必要になります。
もともと重いものを大量に必要とするので、機器は大変重く、ほとんどの機種は一台あたり100kg以上あり、400kgの機種もあります。
蓄熱体は通常床下に設置され、「伝導熱」と「輻射熱」を利用して部屋全体を均一の温度に保ちます。
そのため床の補強や耐震工事を行う必要があります。